妻と音信不通状態に陥った場合、行方不明でも離婚をするかしないかを決める方法とは

音信不通 妻

もしあなたの妻が家出して音信不通になってしまった場合、夫婦関係を解消するか修復するかに関わらず、その対処は困難を伴います。

妻が家出する原因は様々ですが、最も頻繁なのは夫に対する不満ではないでしょうか?夫婦関係を維持するために我慢していたことが、限界を迎えて家を飛び出してしまうのです。もちろん、その逆もありますが、統計的に見るとこちらの方が圧倒的に多いでしょう。

音信不通になるということは、夫とのコミュニケーションを拒否し、感情を抑えることができなくなってしまっている証拠です。そのため、自分自身で連絡を取り合うことは非常に困難です。

そこでこの記事では、音信不通になってしまった妻と離婚するか解決するかによって、その対処法を解説していきます。

この記事は、次のような人におすすめの内容です。

  • 音信不通の妻と離婚をしたいと考えている人
  • 行方不明の妻を捜したい人
  • 探偵に行方不明者を捜索依頼を検討している人

行方不明の妻を捜す方法

もし妻が行方不明になってしまった場合、夫婦関係を解消するにせよ、修復するにせよ、まずは彼女の居場所を把握することが大切です。

そこで、以下では行方不明の妻を調査する方法について解説します。

住民票を取得する

妻の居場所が分からない場合は、住民票を調べることができます。住民移動届を出して転居した場合は、住民票の除票に転居先が記載されるため、確認してみましょう。ただし、他人の住民票を取得する場合には理由が必要で、調停のためであることを伝えるようにしてください。しかし、住民移動届を提出していない場合や閲覧交付の制限を受けている場合には、別の手段を取る必要があります。

戸籍を取得する

妻の居場所が分からない場合、住民票を調べる場合は、妻が何度も転居している場合にはそれぞれの住民票を確認する必要があります。一方で、戸籍に関しては、同じ戸籍に在籍している限り、届けている住所地がすべて記載されているため、住所を確認するのが容易となります。ただし、住民異動届を提出していない場合は、転居先が不明となるため、他の手段も模索する必要があります。

勤務先、ご実家、知人に聞き込みする

妻の居場所が分からない場合は、妻の住民票や戸籍を調べることもできますが、それでもわからない場合は、職場や実家、妻の知人などに聞いてみる方法があります。ただし、職場や実家はプライバシー保護のため情報を教えてくれない場合がありますし、妻の両親や知人も、妻のプライバシーを尊重してあなたに居場所を教えてくれない可能性があります。

弁護士に依頼する

妻の居場所が分からず、自力で調査することが困難な場合は、弁護士に相談することを検討してみてはいかがでしょうか。

弁護士は、『弁護士照会制度』を利用することができます。これは、弁護士が受任した紛争を解決するために必要な範囲で、取引先や勤務先などに情報を開示してもらえる仕組みです。

情報の開示を請求された取引先や勤務先は、原則回答しなければなりません。また、住民票に閲覧制限がかかっている場合でも、開示してもらえることがあります。

さらに、妻の住所が分からず、最終的には裁判になる可能性がある場合にも、弁護士に依頼することは非常に有効な方法です。弁護士が集めた情報をもとに、妻の居場所を特定し裁判に臨むことができます。

探偵事務所や興信所に依頼する

妻の居場所がわからず悩んでいる場合には、探偵に依頼することを検討してみましょう。

探偵は、調査の専門家であり、多数のデータや情報をもとに相手の居住場所を調べることができます。しかし、依頼には高額な料金がかかる上、居場所がわかったとしても、相手にバレてしまって再び引っ越される可能性があるため、注意が必要です。

探偵に依頼する場合には、費用と効果をよく考えて慎重に選ぶことが大切です。また、調査の範囲や方法、料金などは明確に確認しておきましょう。

失踪して音信不通の妻への対処法を解説

妻と音信不通になった場合、対処法は状況によって異なります。たとえば、離婚意思の有無や居場所が判明しているかどうかなど、多数の要素が影響します。以下では、これらの要素に注目して、適切な対処法を解説します。

居場所が特定されていて離婚したい場合の対処法

妻と音信不通の状況には、様々なケースがあります。もし、離婚したいと思っている場合や、居場所が分かっている場合には、まずは協議離婚を申し出ることが一つの解決策となります。ただ、連絡を試みたとしても返事がなくても、相手の両親に相談することで解決できる場合もあります。

しかし、相手と協力して離婚しようとしても、場合によってはうまくいかないこともあります。その場合には、離婚調停や訴訟提起をすることを検討することが必要になってきます。

離婚調停や裁判をする場合には、あなただけでは対象が困難なケースもあります。その際には、弁護士に相談することが大切です。弁護士はあなたを代表して手続きを行い、的確なアドバイスや法的な支援を提供してくれます。

居場所が特定していて離婚したくない場合の対処法

妻と音信不通の状況には、さまざまなケースがありますね。もし、居場所は分かっているけど離婚は望んでいない場合、夫婦カウンセラーに相談することをおすすめします。

夫婦カウンセラーは、人間心理や離婚に関する知識が豊富なプロフェッショナルです。夫婦関係を修復するために様々なアドバイスをくれるので、信頼できる相手になるでしょう。

拒絶されたり、相手の心理面を理解することが困難である場合、自力で問題を解決することは難しいです。ですから、専門的な知識を持つ夫婦カウンセラーに相談することをお勧めします。

居場所が不明で離婚したい場合

妻と音信不通の状況下において、離婚を希望する場合、法的手続きが必要になります。そのためには相手の住所が必要ですが、居場所が分からない場合は調停を経て離婚裁判に進むことになります。

日本においては、調停前置主義が採用されており、裁判は調停を経て行われます。そのためには相手の住所が必要ですが、分からない場合には調査する必要があります。

住所が分からない場合、公平性を守るためには相手に調停が設けられていることが伝わらなければなりません。そのためには調査できる限り調べた上で、裁判所に報告し、公示送達を行うことが必要です。

公示送達は申立書を記載する必要があり、添付資料で相手の住所が分からないことを証明する必要があります。しかし、一人で手続きを進めるのは困難な場合があるため、弁護士に依頼することをおすすめします。

居場所が不明で離婚したくない場合

妻と音信不通の状況下において、離婚を希望しない場合は、まず妻の居場所を探し出すことが必要です。個人で探し出すことは難しい場合には、探偵に依頼することがおすすめです。

探偵は、氏名や顔写真、使用車両のナンバーなどの基本情報から、周辺情報まで駆使して行動範囲を絞り込み、人海戦術で聞き込みを行います。さらに、独自のノウハウや機材を用いて探索することも可能です。

夫婦関係修復を検討している場合には、探偵に依頼して居場所を探し出すことをおすすめします。探偵に依頼することで、個人で捜査するよりも可能性がぐっと上がります。

失踪した妻と音信不通になった時の相談先

妻と音信不通になってしまって問題が解決できない場合には、一人で悩まずに専門家に相談することをおすすめします。専門家には、探人や尋問業者といったプロフェッショナルがいます。自分一人で解決が困難な場合は、積極的に相談してみましょう。

弁護士事務所

妻と音信不通になってしまって、離婚や調停といった手続きをする場合には、弁護士への相談が必要不可欠です。調停や離婚には申立書などの手続きや必要書類を集める、妻の居場所が分からなかったことを証明するなど、さまざまな作業が必要になります。このような手続きには、専門知識が求められ、時間や手間もかかります。弁護士を代理人として離婚に必要な手続きを行ってもらい、スムーズに解決することができます。音信不通の妻と離婚したい旨を相談し、今後の対応について確認することが重要です。手続きにおいて問題が生じてしまわないためにも、一度弁護士に相談することをおすすめします。

夫婦カウンセラーや心理カウンセラー

もし妻との関係をやり直したいと思っている場合には、夫婦カウンセラーに相談することをおすすめします。

音信不通になってしまった妻は、今の状態に不満を抱えており、コミュニケーションを拒んでいる可能性があります。こういった心理状態にある相手に積極的に連絡を取ってしまうと、ますます心を閉ざしてしまうリスクがあります。そのため、夫婦関係を改善するためには、夫婦カウンセラーに相談することが有効です。

夫婦カウンセラーは、夫婦間の問題をサポートする専門家です。優秀なカウンセラーは、あなたに寄り添って、夫婦関係を改善するためのアドバイスをしてくれます。音信不通になった経緯や、今抱えている問題を話す際に、批判されたり評価されたりすることはありません。夫婦関係は非常にデリケートな問題ですが、夫婦カウンセラーに相談することで、問題解決につながる場合があります。

探偵事務所や興信所

行方不明者の捜索を専門とする探偵事務所が存在します。もしも居場所を特定したい場合には、探偵に相談することを検討しましょう。ですが、注意点として、探偵にも得意不得意があります。例えば、浮気調査の経験が豊富な探偵事務所であっても、人探しに関してはあまり経験がない場合もあります。そのため、人探しを依頼する場合は、人探しを得意とする探偵に依頼するようにしましょう。また、悪徳な探偵に依頼したために契約内容にトラブルが生じることもあるため、優良な探偵事務所の選定が重要です。探偵事務所の選定については、関連記事を参考にすることをおすすめします。

まとめ

音信不通になってしまった妻との問題には、妻の居場所が分かっているかどうかや、離婚を望んでいるかどうかによって、対処方法が異なります。

特に、離婚するかどうかは、あなた自身の人生を大きく左右する問題であり、慎重に考える必要があります。関係を修復するにしても、専門家の相談が不可欠な場合が多く、1人で対処するのは困難です。

可能な限り早く、専門家に相談することが大切です。

この記事の監修者

この記事の監修者

株式会社Nitto(ニットー)(日東探偵社)本部
記事の監修担当者:獅子田純華
年間1000件の人捜し成功実績を誇る人捜し調査のスペシャリスト
人探し・行方調査・所在調査などを専門として行う捜索のプロ!探偵興信所・日東探偵社の代表。
復縁についての相談実績多数!

 

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