犯罪の心理

犯罪者にはどんなタイプがあるのか?

①~⑥のタイプは主に他者を悩ませる。
⑦~⑩のタイプは主に自分が悩む。

タイプ① 意志欠如型

● 意志が弱く、周囲の人々や環境に影響されやすい。
● 計画性がなく、何事にも飽きやすくて持続性がない。
● 犯罪者にもっとも多いタイプ。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・窃盗、詐欺、横領

タイプ➁ 発揚型

● 気分がいつも爽快で明朗活発だが、軽率な言動が多く、周囲とトラブルを起こしやすい。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・窃盗など

タイプ③ 自己顕示型

● 見栄を張ったり、嘘をつくなどして、目立とうとする。
● 極端な自己中心的。
● 自分の空想を信じてしまうこともある。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・詐欺など

タイプ④ 爆発型

● 些細なことですぐにカッとして暴力をふるう。
● すぐにキレて暴力をふるう。
● 蓄積して大爆発する。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・傷害事件、殺人事件など

タイプ⑤ 情性欠如型

● 同情、羞恥、良心といった人間的感情に欠けていて、平気で残虐な犯罪を行う。
● 自分や他者の苦痛、危険、未来に対して無関心。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・連続殺人、大量殺人、強姦事件など

タイプ⑥ 狂信型

● 特定の観念に固執する。
● 闘争的なタイプとそうでないタイプ
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・カルト教団の狂信者として反社会行動を起こすなど。

タイプ⑦ 気分易変型

● 高揚感から抑うつ感への変化が激しく、しばしば不機嫌、うつ気分、イライラなどに陥る。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・放火、万引きなど

タイプ⑧ 自信欠如型

● 小心、内気、自意識過剰で、周囲の環境や人間環境の変化に敏感。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・気が小さいので犯罪を犯すことは少ない

タイプ⑨ 抑うつ型

● 何事も悲観的に捉え、自己に自信がなく、抑うつ的である。
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・直接犯罪につながることは少ない

タイプ⑩ 無力型

● 神経質で、小気症的な不安を抱きやすい。
● 何事も無気力
※ 「犯しやすい犯罪」・・・・直接犯罪につながることは少ない

犯罪者を類型化

一口に犯罪者といっても、まさに人それぞれに生い立ちや人格があります。
オーストリアの犯罪学者「ゼーリッヒ」の研究結果として・・・

① 職業的犯罪者

● 普通に仕事をすることを嫌い、犯罪で生計を立てている者達。
(ホームレス)(売春婦)

➁ 財産犯罪者

● 意志が弱く、抵抗力が乏しいため、金銭欲にあらがえなくなり犯行に及ぶ。
※ 職場での(横領)(詐欺)

③ 危機的犯罪者

● 思春期に攻撃的な行動をとったり、社会から逸脱した行為を行う。
※ 愛人と結婚する為に配偶者を殺すなど

④ 性的抑制が利かない犯罪者

● 性欲を抑えられずに、強姦や痴漢などを行う。
(サディズム)(小児性愛者)(露出狂)(未成年誘拐)

⑤ 原始反応的犯罪者

● 精神的に未発達な幼児のように、考えもなく無意識に犯行に及ぶ。
※ 怒りから突然キレるなど衝動的

⑦ 確信犯罪者

● その犯行を行うことは自分の義務であるという信念に基づいて実行する。
テロや政治犯、宗教的信者など

⑧ 社会訓練が不足している犯罪者

● 交通違反や無許可営業、公序良俗違反など。
うっかりや無知から犯罪を起こす

⑨ 混合型犯罪者

● 以上8項目のいずれか2タイプ以上を併せたタイプ。

社会心理学者・・・安倍惇吉の研究結果

※ 社会心理学とは社会という大きな集団の中で人がどのように行動するか、
  その心理を考えてみるものです。加害者と被害者の存在だけで発生するものではない。
  第三者の影響(目撃・矯正・介入・抑制・扇動)

犯罪が発生する場面・・・・・・・ 

4パターンのシチュエーションで起こるとしました。

① 密行型

● 被害者やその周囲の第三者を認識されないように、妨害されないように目的を達成させる。
※ (万引き、スリなど)

➁ 潜行型

● 加害者が犯罪を行う場面に被害者も第三者もいない。
● 犯罪防止の手立てがとれず犯罪は実行してしまう。
※ (空き巣、薬物乱用など)

③ 威力型

● 加害者が被害者と第三者に対して自分の行動を故意に認知させ、彼らの抵抗を強引に抑制させる。
(銀行強盗)(恐喝)(傷害事件)(暴力的な犯罪)

④ 詐欺型

● 加害者の行動が被害者や抑制する第三者に有利な行動であるかのように認識させ
  加害者に有利になる犯罪が起こる。
※ (詐欺事件

この4パターンの共通点

すべて加害者が有利な立場にあるということである。

犯行場面

大分県立看護科学大学の人間科学研究室「関根先生」の研究で
犯罪を起こしてしまった理由を実際に調査した報告をご説明します。
実際に、ある刑務所で(殺人、殺人未遂)(性犯罪)で受刑している人を
対象に理由を回答してもらった結果・・・・4つにまとめた

状況

● どうしようもなかった
● こうするよりしかたがなかった
● やむを得ない状況え事件を起こした

忍耐

● ちょっとの我慢ができなかった
● 忍耐力がなかったために事件を起こした

● 不運だった
● 偶然が重なった
● 意図したことではなく運が事件つながったと感じる

衝動的

● 衝動的性格だから
● 思わず事件を起こしてしまったと感じる

こうした心理に拍車をかけるのが犯罪を起こさせる「場面」・・・・・・・

● 綿密に犯行を計画する知能犯や経験豊富な犯罪者は別にして、いわゆる偶発犯(偶然やってしまった)
● 機会犯(たまたま機会があった)
● 初発犯(非行者)などは、たまたま出会ったその場の雰囲気や状況に誘われる形で犯罪を起こしてしまう

 

日東探偵社では、犯罪の心理を研究しどのように犯罪や迷惑行為が行われるのかや
浮気問題、突然の失踪など心理を知る事で原因を追究して、調査に活かされているのです。
社会問題に特化した調査を強化して取り組んでいます。
犯罪等でお悩みになられている方を、探偵という職業にて調査することで
問題解決していくことが社会貢献として社員一同は犯罪と向き合っています。

調査項目

浮気調査
行動・ 素行調査
行方調査・人探し
信用調査(個人)結婚調査
信用調査(企業)
データ調査
危険ドラッグ・覚せい剤
いじめ対策調査
ストーカー被害対策調査
交通事故詐欺調査
嫌がらせ対策調査
自己風評調査
盗聴、盗撮調査
■ その他(調査全般)
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