嫌がらせ調査を行う目的の多くは、誰が何の為に嫌がらせを行っているのかの原因追求からはじまり、最終的には嫌がらせ行為をやめさせる目的として利用されています。嫌がらせをする犯人の特徴としては、陰険で陰湿なものや直接的被害を受けるものもあります。精神的苦痛を楽しんでいる悪質な犯人もいるのです。嫌がらせ被害から救われたい、犯人を捕まえる為にも犯行を押さえる為に証拠を取らなくてはなりません。
目次
探偵・興信所の嫌がらせ調査とは
近隣トラブルや騒音被害、盗聴器や盗撮被害は近年急増傾向にあります。風評被害も嫌がらせの一種にあたります。嫌がらせ電話や騒音被害、家の中だけの話が他に漏れているなど、理解してもらえないような被害が多く相談があります。警察に相談しても事件性のない場合や条例違反レベルの嫌がらせでは、本腰を上げて捜査をすることはありません。被害届が受理されないケースもあるので、被害者にとっては辛いものです。そこで民間による探偵事務所の存在があるのです。身近で頼りになる探偵に頼む選択をします。探偵は、近隣トラブルの実態調査、人物特定、証拠収集などを行います。証拠を押さえるだけではなく、依頼者様の協力として防犯にもあるのです。
探偵による近隣トラブルの解決方法
一般的な解決法としては話し合いから始まります。警察の介入、裁判所へ訴えるの3つ。嫌がらせの証拠、人物を特定して終了ではありません。その後のサポート手助けをするのも探偵の仕事です。話し合いで解決する場合、被害者だとしても加害者に対して怖さを感じています。加害者から更なる逆恨みをかわないように地域を巻き込んだ解決方法を模索します。実際に探偵や弁護士が話し合いの場に同席してくれたりします。警察に相談するにも、探偵が収集した証拠の報告書があれば、本格的に捜査に力を入れることがあります。何も証拠がなく、嫌がらせの被害があった日時や場所、特に画像がないと聞き入れてくれないのが現状です。警察への相談や裁判を行う場合は探偵が収集した証拠が非常に大きな役割を果たします。実際の証拠があれば警察も動きやすいですし、具体的にどの法律に違反しているのかなどが分かっていれば素早い対応をしてくれます。調査のプロもである探偵の情報は近隣トラブルの解決に非常に役立つのです。
騒音トラブル
マンションなど集合住宅で生活する中で、隣近所などの生活音は否応なく聞こえます。通常はその生活音を我慢して生活していると思いますが、ときには通常の生活音とは考えられないほどの大きな音が断続的に響き渡ることで、家でゆっくり休むこともできず、心身ともに疲弊してしまうケースがあります。特に一度気になり始めた騒音は、些細な音でも余計に気になってしまうものです。その損害賠償請求や差し止め請求に関し、裁判所は、生活音として通常受忍するべき騒音については法的な責任を負わず、その程度が受忍できない程度を超えた場合に法的責任を認めると言う受忍限度論による判断をしています。
受忍限度を超えたと認めた例として
①東京地方裁判所平成19年10月3日判決
②東京地方裁判所平成24年3月15日判決
その判断においては様々な事情が考慮されていますが、その判断の要素となる音の大きさはデジシル(dB)という単位が用いられます。
どの程度の音で何デシベル(dB)程度なのかというと、環境庁大気保全局特殊公害課作成の「生活騒音の現状と今後の課題」に基づき東京都環境局がHPに掲載しているデータによれば、その状況によって値は異なるという前提のもと、
例えば、「ふとんをたたく音は約60~70dB)」「目覚まし時計は約64~75dB」「人の大声は(声)は約88~99dB」が目安であるとしています。
日常生活音の目安(音の大きさ)デシベル
家庭用設備
- エアコン(約41~59)
- 温風ヒーター(約44~56)
- 換気扇(42~58)
- 風呂又は給排水音(57~75)
家庭用機器
- 洗濯機(約64~72)
- 掃除機(約60~70)
- 目覚まし時計(約64~75)
音響機器
- ピアノ(約80~90)
- エレクトーン(約77~86)
- ステレオ(約70~86)
- テレビ(約57~72)
その他
- 犬の鳴き声(約90~100)
- 子どものかけ足(約50~66)
- 布団をたたく音(約65~70)
- 車のアイドリング(約63~75)
- 人の話し声(日常)(約50~61)
- 人の話し声(大声)(約88~99)
引用:東京都環境局HP
探偵による嫌がらせ相談事例と解決
【相談内容】 | 【探偵による証拠収集】 |
近隣トラブルから発展。車のタイヤを数回パンクされた。 | 防犯カメラを設置して犯人を特定 |
近隣からの騒音トラブルで悩んでいる | 調査員を配置して対象者宅を監視、騒音調査を実施 |
週一ペースで郵便ポストが荒らされていたり郵便物が無くなることがある | 探偵調査員が張り込み・監視した結果、ストーカーの証拠を押さえた |
自宅に盗聴器があるか調べてほしい | 盗聴器による電波調査を実施 |
朝になると花壇が倒されていたり、ゴミがまかれている | 探偵調査員が張り込み・監視した結果、嫌がらせ行為の証拠を押さえた |
自宅の壁の柵が壊された際、防犯カメラに写っていた人物を調べてほしい | 探偵調査員による張り込み・尾行にて犯人の職業を特定 |
はじめての嫌がらせ調査依頼は、探偵興信所・日東探偵社にお任せ下さい
探偵興信所・日東探偵社では多くの嫌がらせ被害のご相談をお受けします。近所トラブル、騒音トラブル、嫌がらせ被害内容は相談者によってさまざまですが、中には卑劣なものや手の込んだ事例も多く見受けられます。被害が小さいからそのうち嫌がらせが収まるなどという対応では、更なる大きな嫌がらせ被害、精神的ダメージを受けてしまいことも少なくありません。嫌がらせ被害には、必ず事前対処が必要です。被害があったらまずは相談をしましょう。当社では解決に向け全面的に協力します。
選ばれる7つの理由
嫌がらせ調査関連情報サイト
●嫌がらせ対策調査
●ストーカー被害調査
●異臭・悪臭調査
●集団ストーカー対策調査
●車両による嫌がらせ行為について
●集団ストーカーQ&A
●集団ストーカーから逃れるには|嫌がらせトラブル解決方法