探偵に依頼できること・できないこと｜調査内容・費用・相談事例・注意点を徹底解説！

「探偵に相談したいけど、一体何ができるんだろう？」「どこまで調べてもらえるの？」「費用はどれくらい？」「失敗した話や成功した話あるの？」

そんな疑問や不安を抱えていませんか？探偵をイメージすると、「浮気調査」「人探し」「尾行や張り込み」など思い浮かんでくるでしょうが、それ以外でも調査内容は多いですよ。

この記事では、探偵に依頼できる調査内容から、具体的な調査方法、費用相場、解決事例、そして法的に依頼できないことまで、探偵の調査を徹底解説します。

この記事は、次のような方におすすめです。

• 探偵に依頼できること・できないことを明確に知りたい方
• 探偵の具体的な調査内容や方法に興味がある方
• 探偵への依頼費用や料金体系について不安を感じている方
• 「人探し」「浮気調査」「嫌がらせ対策」など、特定の悩みを解決するために探偵の力を借りたい方

探偵に依頼できる主な調査内容と解決できる悩み

探偵に依頼できる調査にはさまざまな種類があり、目的や状況によって対応内容も異なります。

ここでは、実際に相談の多い代表的な調査を、依頼件数の多い順にご紹介します。

なお、これらの調査は探偵業法などの法令に基づいて適切に実施されており、依頼者・対象者双方のプライバシー保護にも十分な配慮が求められます。

実際に依頼を考える際は、調査内容を正しく理解し、信頼できる探偵事務所に相談することが大切です。

浮気調査・不倫調査

探偵への依頼の中でも特に多いのが、皆さんの想像通り浮気や不倫に関する調査です。
妻や夫、彼氏、彼女といったパートナーの言動に違和感を覚え、「もしかして」と疑念を抱いたときや「断定的に」浮気相手と接触する日を知っていて探偵に相談する方は少なくありません。

調査では、対象者の行動傾向や外出先を把握し、必要に応じて尾行や確認作業を行うことで、浮気の有無を客観的に確認していきます。
調査によって得られた情報（写真・映像など）は、報告書にまとめられて法的手続きが必要な場面で役立つこともあります。

ただし、調査はすべて法律の範囲内で行われるため、プライバシーを侵害しないよう慎重に進める必要があります。違法な手段による調査は行われませんので、依頼前に調査の内容や流れについて確認しておくことが大切です。

違法性については、対象者に恐怖を与えるような尾行や無断で車にGPSを取り付けたり又は許可なく建物に侵入したりする行為も犯罪となります。

人探し調査・所在調査

人探しや所在調査は、昔の恋人探しや、長年音信不通となっている家族や友人を探したいときや、相続問題で相続人を探したいとき、意図的な失踪・災害・事故・事件性による行方不明のケース、または債務に関わる調査など、さまざまな事情で行われます。こうした調査は、自力では手がかりが見つけづらいことも多く、人探し専門の探偵に依頼されることが少なくありません。

探偵は、依頼者から提供された情報をもとに、状況に応じて以下のような方法で調査を進めていきます。

• データ調査：探偵独自のデータベースを駆使して情報収集
• 関係者へ聞き込み：対象者と接点がある人物に無理のない範囲で事情を聞く
• 現地での確認作業：最後に姿を見せた場所や過去の住所を訪れ、手がかりを探る

ただし、人を探す調査には慎重さが求められます。個人情報を扱う性質上、探偵は法令や倫理に則り、調査内容や結果の取り扱いにも十分配慮します。再会を望まない相手への執拗な接触、ストーカー行為、犯罪目的と受け取られかねない依頼は、法律上も受け付けられません。

人探しを本気で考えるなら、信頼できる探偵事務所に相談し、調査の目的や手順について納得いくまで話し合ってから依頼することが大切です。情報が古い場合、聞き込みや張り込みなど以外に捜索するツールがある探偵を選ぶことが良いです。

嫌がらせ対策調査

嫌がらせ調査とは、さまざまな嫌がらせ行為に対して、証拠を集めたり加害者を特定したりする調査です。
具体的には以下のようなケースが含まれます。

• 車に傷をつけられるなどの物損被害
• 自宅や敷地への不法投棄、その犯人の特定
• 監視・つきまといなど、日常的に誰かに見張られているような行動の確認
• 近所や職場などで事実無根の悪評を流される風評被害
• 意図的に対人関係を悪化させられ、地域や職場で孤立させられるような関係操作

これらの嫌がらせは単独ではなく、複数の手口が組み合わされて行われることもあります。

探偵は、状況に応じて証拠の収集や加害者の特定調査を行い、問題の全体像を明らかにすることで、被害者の立場を守るサポートをします。

素行調査・行動調査

素行調査は、対象となる人物の生活スタイルや日常の行動、周囲との関わり方などを把握するために行われる調査です。

たとえば、親に内緒で悪いことをしているかもしれない素行不良な娘や息子の行動を知りたい場合や、企業が従業員の不正や副業を疑うケース、交際相手の信頼性（結婚の有無など）を確かめたいときなどに依頼されることがあります。何か「怪しい」と感じた場合、このような調査が有効です。

調査では、対象者が普段どのような場所に出入りしているのか、どのような人と接触しているのかといった動きや、行動パターンを記録し、必要に応じて写真などの客観的な資料を収集していきます。

ただし、調査はあくまで法令に従い、プライバシーを侵害しない範囲で適切に実施されます。違法な手段による調査は行われませんので、目的と手法を明確にしたうえで、探偵事務所に相談することが大切です。

探偵に依頼できないケースと理由を解説

探偵にはさまざまな調査が依頼できますが、すべての内容に対応できるわけではありません。

反社会的勢力からの依頼や法律に違反する行為や、対象者の生活を不当に脅かすような調査、または第三者の権利・利益を侵害する恐れがある場合、探偵が対応できないケースも存在します。

調査を依頼する前に、「どのような内容が断られるのか」「なぜ受けられないのか」を知っておくことはとても重要です。

この章では、探偵が引き受けられない代表的な依頼と、その背景にある理由についてご説明します。

違法な依頼を避け、正当な範囲でサービスを利用するためにも、ぜひ参考にしてください。

犯罪行為や倫理に反する依頼

探偵業は、法律（探偵業法）によって厳しく規制されています。そのため、調査が犯罪行為に加担する可能性がある場合や、倫理的に問題があると判断される依頼は一切お受けできません。これは、依頼者様と探偵双方を守るための重要なルールです。具体的には、次のような依頼が該当します。

• ストーカー目的の人探し調査
• 復讐目的の嫌がらせ調査
• 別れさせ工作を目的とした調査
• 宗教・差別に繋がる信用調査
• 公的書類など個人情報を不正に入手
• 盗聴又は盗撮

依頼者の許可があっても、こうした調査は法的に許されるものではありません。

違法調査の経歴がある探偵事務所を見極めるポイント

探偵事務所の中には、ごく一部ですが法律に反する調査を行って問題になった例もあります。
たとえば、銀行の情報に不正にアクセスしたり、警察を装って聞き込みをしたりといった行為は、当然ながら法律で禁じられています。

そのほかにも、宅配業者のふりをして敷地内に無断で立ち入ったり、届け出なしで営業しているケースなども、探偵業法に違反する行為として処分の対象になります。

実際にこうした違反を理由に営業停止や業務廃止命令を受けた探偵事務所は、警視庁の公式サイトにて公表されています。

探偵に調査を依頼する前に、過去の処分歴がある事務所ではないかどうかをチェックしておくのも安心材料のひとつです。信頼できる探偵を選ぶために、こうした情報も参考にしてみてください。

探偵が調査できる範囲とは？目的別に紹介

探偵に依頼できる調査にはさまざまな種類がありますが、調査内容によって対応可能な範囲は異なります。ここでは、主な調査項目ごとに、探偵が合法的に対応できる代表的な内容をご紹介します。

浮気・不倫調査

• 不貞の有無に関する行動記録の収集
• 対象者の行動パターンや生活状況の確認
• 浮気相手との接触状況や関係性の確認

人探し・所在確認調査

• 行方が分からなくなった人物の所在確認
• 現在の生活状況や接触可能性の調査
• 未練や後悔が残る相手に思いを伝える手紙代行に必要な所在調査

信用調査・雇用調査

• 企業の経営実態や信頼性に関する情報収集
• 採用候補者や役員に関する基本的な経歴調査
• 薬物を使用している可能性のある社員を調べる

嫌がらせ・迷惑行為の調査

• 継続的な嫌がらせの証拠取得
• 加害者と疑われる人物の特定・行動記録
• 行動監視被害の証拠を押さえる

ストーカー調査

• つきまとい行為や接触の実態に関する記録
• 加害者の身元や行動傾向の把握
• GPSが取り付けられているか調べる

調査の種類によって、取得できる情報や証拠の内容は異なりますが、基本的にはトラブル解決や法的手続きに役立つ情報を集めることを目的としています。

なお、調査が難しいケースや対応できない内容も存在します。調査の可否や範囲については、事前に探偵事務所へ相談することをおすすめします。

探偵業法で定められた探偵の調査方法と専門技術

探偵業法で認められている主な調査方法は、「尾行」「張り込み」「聞き込み」の3つです。探偵はこれらの手法を基本とし、長年の経験と専門知識、そして最新の機材を駆使して、依頼者様の悩みを解決するための情報を収集し、確かな証拠を掴みます。ここでは、それぞれの調査方法と、それを支える専門技術について詳しく解説します。

尾行調査：無理なく相手を追うための技術と経験

尾行調査では、対象者の移動手段に合わせて、自動車やバイク、自転車、徒歩、公共交通機関などを柔軟に使い分けて追跡します。

無理なく相手を追うための技術として、対象者との適切な距離感が非常に重要です。人混みに自然に紛れながら行動し、対象者に気づかれずに調査を継続させるには、長年の経験で培った判断力と洞察力が求められます。現場ごとに状況が異なるため、相手の動きを的確に捉える観察力が調査の成否を左右します。

「探偵＝変装」というイメージがあるかもしれませんが、実際には大掛かりな変装はほとんど行いません。帽子や眼鏡、服装を変えるといった工夫をすることはあります。私自身も過去に、経験が浅い頃に無理な追跡を行い、対象者から声を掛けられてしまった失敗経験があります。こうした経験から学び、尾行の成功率は格段に向上しています。

張り込み調査

張り込み調査は、対象者が自宅や職場、行きつけの店などに現れるタイミングを逃さず捉えるために、同じ場所で長時間待機しながら行動や接触相手を記録する手法です。探偵はまず視界を確保できる位置を選び、周囲に溶け込むために服装や持ち物を自然に偽装します。

天候や人通りの変化にも即応しながら集中力を切らさず監視を続け、決定的な瞬間を写真や動画で押さえます。こうした張り込みには、時間を惜しまない忍耐力と鋭い観察眼に加え、証拠として使えるクリアな映像を撮影する技術が欠かせません。

また、張り込みは非常にデリケートな調査です。長時間同じ場所にいると、特に学校や住宅街などでは近隣住民から不審者と見なされ、警察に通報されることがあります。その際、探偵は警察に身分を明かせば問題ありませんが、張り込み場所の変更を余儀なくされます。状況に応じて、リモートカメラの使用や、車・徒歩・立ち位置を柔軟に変えるといった臨機応変な対応も、プロの張り込みスキルとして求められます。

聞き込み調査

聞き込み調査は、対象者の周囲にいる人物（たとえば友人、知人、近隣住民や職場関係者など）との自然な会話を通じて、必要な情報を引き出す手法です。探偵は、相手に警戒心を抱かせないよう、雑談を交えながら違和感のない形で質問を展開していきます。話の流れに沿った質問力と、得られた情報の正確性や信ぴょう性を見極める判断力が求められます。

また、情報源を混同せずに整理し、必要な情報を正確に記録する能力も欠かせません。例えば、失踪した人物が置いていった財布からレシートが見つかり、その薬局の店長に事情を説明して防犯カメラを確認させてもらうことで、服装などを特定し、さらに行きつけのバーでの聞き込みでは多くの情報が集められ見つけることができたこともあります。また対象者が電車を利用していることが分かり、駅構内の防犯カメラを確認させてもらうことで捜索に成功した事例も多数あります。

聞き込み調査では、相手の反応や言葉の裏を読み取る心理的な洞察力、そして場面に応じた柔軟な対応力が、調査の成否を大きく左右します。

探偵に依頼する際の費用相場と料金体系

探偵に依頼する前に相談自体は無料ですか？というお声から始まります。その次に、直接面談やお電話にて相談をヒアリングしてどのような調査を行い調査内容、難易度、期間、人件費がかかるか解決するために必要なお見積もりをご提示します。ここでは、探偵の費用相場と料金体系を解説します。

時間制プランの仕組みと注意点

探偵の調査費用には「時間制プラン」という方式があり、これは調査員の人数と稼働時間に応じて料金が決まる仕組みです。調査時間が短ければ費用も抑えられますが、調査が長引くとその分だけ料金が加算されていくのが特徴です。

この方式は一見シンプルで明瞭に思えますが、契約時の確認が不十分だと、あとになって予想以上の金額を請求されるケースもゼロではありません。特に、経費や延長分などが明細に含まれていないと、トラブルの原因になることがあります。

依頼前には必ず見積もりを確認し、「人件費」「調査時間」「交通費・機材費などの経費」がどう計算されているかを明確にしておくことが大切です。信頼できる探偵事務所ほど、費用の内訳を丁寧に説明してくれるはずです。

パック制プランとは？特徴と注意点

パック制は、「50時間プラン」など、あらかじめ設定された調査時間をまとめて契約する料金プランです。多くの探偵事務所では、時間制プランに比べて1時間あたりの単価が割安になるため、費用面でのメリットがあります。

このプランには、調査中に発生する経費（交通費や機材費など）が含まれていることが多く、後から追加で請求されるリスクが少ないのも魅力のひとつです。

一方で、パック時間に達すると調査は終了となるため、調査途中で時間切れになってしまうこともあります。また、予定より早く調査が完了した場合でも、未使用分の料金は基本的に返金されません。

契約前には、調査の進め方や返金規定、追加対応の有無などをしっかり確認し、納得したうえで依頼することが大切です。内容の説明が不十分なまま契約を進めると、後のトラブルにつながる可能性があります。

成功報酬制とは？仕組みと注意点

成功報酬制は、「調査が成功した場合のみ報酬を支払う」という契約形態です。依頼者にとっては、結果が得られた時だけ費用が発生するため、リスクが少ないと感じられるプランです。

ただし、実際には「着手金が必要な成功報酬制」や「完全成果型（調査成功時のみ支払い）」など、料金体系は探偵事務所によって異なります。

特に注意したいのは、「成功」の定義。たとえば、所在判明や証拠の有無、写真の質など、依頼者と事務所の認識にズレがあると、トラブルに発展するケースもあります。

契約前には「何をもって成功とするのか」「追加費用が発生する条件はあるか」といった点をしっかり確認し、納得した上で依頼することが大切です。

探偵事務所の選び方

探偵事務所の営業所数は個人事務所から会社まで令和6年末の届出数は、7,098件もあります。探偵を探す場合は、主にGoogle検索やSNS（Instagram・YouTube・Tik Tok・X）などで探すことがあると思います。
探偵業界に長くいると新しい探偵事務所が増えてきたなあなんて個人的に思い、実際に調査力のある探偵事務所か分からないのが現状ですが、

探偵に調査を依頼する際は、慎重な事務所選びが重要です。以下のポイントを確認しておきましょう。

• 探偵業届出の有無：都道府県公安委員会に正式に届出をしている事務所かを確認。
• 調査内容の説明が明確か：料金体系や調査方法をきちんと説明してくれるか。
• 実績と信頼性：過去の相談事例や口コミ、対応の丁寧さから信頼できるか判断。
• 個人情報保護の姿勢：調査対象者や依頼者のプライバシー保護に配慮しているか。
• 無料相談・見積もりの有無：事前に不明点を解消できる環境があるか。

契約書の内容をよく読み、あいまいな点は必ず確認することがトラブル回避につながります。

令 和 ６ 年 中 に お け る探 偵 業 の 概 況
URL：https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/R6tanteigyogaikyo.pdf

日東探偵社が選ばれる理由

日東探偵社が多くの依頼者に選ばれているのは、以下のような理由があるからです。

• 誠実で明確な料金設定： パック制・成功報酬制など、調査内容に応じて最適なプランをご提案。追加費用が発生する場合も事前に丁寧にご説明します。
• 豊富な相談実績と対応力： 家出・失踪・浮気調査・人探し・嫌がらせ対策など幅広い調査分野に対応。状況に応じた柔軟な調査提案が可能です。
• 専門調査員による確実な証拠収集： 尾行・張り込み・聞き込みなど、探偵業法に則った合法かつ的確な手法で調査を実施。技術力と経験に裏打ちされた調査力が強みです。
• 相談しやすい体制： 匿名・無料相談にも対応し、初めての方でも安心して相談可能。女性相談員による対応もご希望に応じて選べます。
• 情報管理の徹底： 依頼者様の個人情報を厳重に管理し、プライバシー保護を最優先に対応しています。

よくある質問

まとめ

ここまで、探偵が対応できる調査内容や費用の目安、依頼できないケース、そして実際の相談事例についてご紹介してきました。

日常生活で起こる「誰にも相談しにくい悩み」も、探偵の力を借りることで解決に向けて動き出すことができます。個人では調べきれない情報や、第三者だからこそ可能な接触・調査もあります。

日東探偵社では、相談者一人ひとりの状況に耳を傾け、法的な観点をふまえた調査プランをご提案しています。無理な勧誘や契約は行いませんので、まずはお話だけでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。

「もしかして」と思ったその時が、解決への第一歩です。

この記事の監修者

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