人探しをするとき、スマホアプリやSNSが手がかりになることがあります。
昔の友人と連絡を取りたい、音信不通になった相手の近況を知りたい、家族の居場所を確認したい。そうした場面で、iPhoneの「探す」、Googleマップ、Life360、LINE、Facebook、Instagramなどを思い浮かべる方も多いでしょう。
ただし、人探しアプリは万能ではありません。
相手が位置情報を共有していない場合、アプリを使って勝手に居場所を知ることはできません。また、本人の同意なくスマホを操作したり、監視アプリを入れたり、SNSで情報を拡散したりすると、トラブルや違法行為につながるおそれがあります。
この記事では、人探しに使えるスマホアプリ10選と、それぞれの使い方、注意点、アプリで見つからないときの対応方法を解説します。
この記事はこのような方に向いています
- 人探しに使えるスマホアプリを知りたい方
- LINE、Facebook、Instagramなどで人を探したい方
- 家族や友人の居場所確認に使えるアプリを探している方
- アプリで人探しをするときの注意点を知りたい方
人探しアプリでできることと限界
人探しアプリでできることは、大きく分けると3つあります。
1つ目は、本人が同意している位置情報共有です。家族や友人同士で位置情報を共有している場合、現在地や移動状況を確認できることがあります。
2つ目は、紛失したスマホや端末を探すことです。iPhoneやAndroidには、端末を紛失したときに位置を確認したり、ロックしたりする公式機能があります。
3つ目は、SNSや公開プロフィールから手がかりを探す方法です。名前、ニックネーム、出身地、勤務先、共通の友人などから、探している人につながる情報が見つかる場合があります。
ただし、どの方法にも限界があります。
相手が位置情報を共有していない場合や、SNSを非公開にしている場合、アプリだけで居場所や現在住所を特定することはできません。
人探しアプリは、あくまで手がかりを集めるための補助として考えることが大切です。
人探しアプリおすすめ10選
ここからは、人探しに使える可能性があるスマホアプリやサービスを紹介します。
いずれも、本人の同意、公開情報、利用規約、法律を守った範囲で使うことが前提です。
iPhoneの「探す」
iPhoneの「探す」は、Apple製品を探したり、家族や友人と位置情報を共有したりできる機能です。
家族間で位置情報を共有している場合、相手の現在地を確認できることがあります。
ただし、相手が位置情報の共有を許可していることが前提です。勝手に相手の居場所を確認できる機能ではありません。
子どもの見守り、家族の待ち合わせ、紛失したiPhoneの確認などには役立ちますが、同意のない人探しには使えません。
Google Find Hub
Google Find Hubは、Android端末やWear OS端末を紛失したときに、位置確認、ロック、データ消去などを行うための公式機能です。
自分のスマホをなくした場合や、家族が本人の同意のもとで端末を探す場合に役立つことがあります。
ただし、これは他人の居場所を無断で追跡するための機能ではありません。
Googleアカウントや端末設定が必要になるため、普段から設定を確認しておくことが重要です。
Googleマップの位置情報共有
Googleマップには、現在地を家族や友人に共有できる機能があります。
共有する相手や共有時間を本人が選べるため、待ち合わせや家族の見守りに使いやすい方法です。
たとえば、子どもや高齢の家族と位置情報を共有しておけば、帰宅が遅いときや外出先を確認したいときに役立つ場合があります。
一方で、相手が共有を停止すれば位置は見られなくなります。本人の同意がない追跡には使えません。
Life360
Life360は、家族や親しい人との位置情報共有を目的としたアプリです。
グループ内で位置情報を共有することで、家族の現在地や移動状況を確認できる場合があります。
子どもの見守り、家族の帰宅確認、高齢の親の外出確認などに使われることがあります。
ただし、位置情報共有は本人の設定が前提です。相手の同意なく監視する目的で使うべきではありません。
LINE
LINEは、多くの人が使っている連絡アプリです。
人探しでは、過去に連絡を取っていた相手のアカウント、共通の知人、グループトーク、プロフィール情報などが手がかりになることがあります。
ただし、相手がブロックしている場合やアカウントを変更している場合は、LINEだけで連絡を取ることは難しくなります。
また、共通の知人に聞く場合も、相手のプライバシーに配慮する必要があります。
Facebookは実名で登録している人も多いため、昔の友人、同級生、仕事関係者を探す際に役立つことがあります。
名前、出身校、勤務先、居住地、共通の友人などから探せる場合があります。
特に、学生時代の友人や昔の職場関係者を探す場合には、他のSNSよりも見つかりやすいことがあります。
ただし、同姓同名の人物も多いため、写真や経歴、共通点を確認しながら慎重に判断する必要があります。
X
Xでは、本名ではなくニックネームやハンドルネームを使っている人が多いため、名前だけで探すのは難しい場合があります。
ただし、趣味、地域、学校名、イベント名、過去に使っていたニックネームなどから手がかりが見つかることがあります。
共通の知人のフォロー欄や、過去の投稿内容から探す方法もあります。
ただし、本人と思い込んで別人に連絡するリスクもあります。確認できない段階で強い接触をするのは避けるべきです。
Instagramは、写真や投稿内容から手がかりを探しやすいSNSです。
名前、ニックネーム、地域名、学校名、勤務先、よく行く場所、共通の友人などから探せる場合があります。
投稿された写真の背景、タグ付け、フォロー関係から、現在の生活圏が分かることもあります。
ただし、非公開アカウントの場合は投稿を見ることができません。また、投稿内容から無理に居場所を特定しようとすると、トラブルになる可能性があります。
mixi
mixiは現在の利用者数こそ減っていますが、過去の友人や昔のつながりを探す場合には手がかりになることがあります。
特に、2000年代に学生時代や趣味のコミュニティで交流していた相手を探す場合、過去のプロフィールやコミュニティ情報が役立つことがあります。
ただし、長くログインしていないアカウントも多いため、現在の連絡先や居場所につながるとは限りません。
Googleアプリ・公開プロフィール検索
Googleアプリやスマホのブラウザ検索も、人探しの入口として使えます。
氏名、旧姓、ニックネーム、勤務先、出身校、地域名、過去の活動名などを組み合わせて検索すると、SNS、ブログ、ニュース、団体ページ、イベント参加履歴などが見つかる場合があります。
ただし、検索結果には古い情報や別人の情報も含まれます。
見つけた情報をそのまま信じるのではなく、複数の情報を照合して慎重に確認することが大切です。
現在使えないアプリ・注意が必要なアプリ
人探しアプリの記事では、古いアプリ情報や危険な使い方が残っていることがあります。
現在使えないサービスや、使い方によって問題になるアプリは整理して考える必要があります。
Zenlyはサービス終了済み
以前は、Zenlyを使って友人や家族の位置情報を共有していた人も多くいました。
しかし、Zenlyは2023年2月3日にサービス終了しています。
そのため、現在の人探しアプリとしてZenlyをおすすめすることはできません。
位置情報共有をしたい場合は、Life360、Googleマップの位置情報共有、iPhoneの「探す」など、現在利用できる方法を検討する必要があります。
監視アプリを無断で使うのは危険
一部のアプリには、スマホの位置情報、通話履歴、写真、メッセージなどを確認できるように見えるものがあります。
しかし、相手の同意なくスマホにアプリを入れたり、勝手に端末内部を確認したりする行為は、プライバシー侵害や違法行為につながるおそれがあります。
人探しのためであっても、本人のスマホを無断で操作したり、監視アプリを入れたりすることは避けるべきです。
人探しでは、公開情報、本人の同意がある位置共有、適法な調査方法を使うことが大前提です。
人探しアプリでできること
位置情報の共有
本人が同意している場合、位置情報共有アプリによって現在地や移動状況を確認できることがあります。
家族の見守り、友人との待ち合わせ、子どもの帰宅確認などには有効です。
ただし、位置情報共有は本人の意思が前提です。相手が共有を停止すれば、それ以上追跡することはできません。
公開プロフィールの確認
SNSや検索エンジンでは、公開されているプロフィール、投稿、写真、交友関係から手がかりを探せる場合があります。
昔の友人や同級生、恩人を探す場合には有効な方法です。
ただし、公開情報であっても、相手の生活を深く詮索したり、第三者に拡散したりすることは避ける必要があります。
共通の友人や投稿から手がかりを探す
探している本人が見つからない場合でも、共通の友人や過去の投稿から近況につながる情報が見つかることがあります。
学校名、職場名、趣味、地域名、イベント名などを組み合わせることで、探しやすくなります。
ただし、共通の知人に聞く場合は、相手に迷惑がかからない聞き方をすることが大切です。
人探しアプリでできないこと
相手の同意なく居場所を追跡すること
人探しアプリを使っても、相手の同意なしに居場所を追跡することはできません。
位置情報共有は、本人が共有を許可している場合に限られます。
「アプリを使えば相手の居場所が分かる」と考えるのは危険です。
非公開情報を勝手に見ること
非公開アカウント、スマホ内部の情報、通話履歴、写真、メッセージなどを勝手に見ることはできません。
相手のパスワードを使ってログインしたり、本人の端末を無断で操作したりする行為はトラブルになります。
確実に現在住所を特定すること
SNSやアプリで手がかりが見つかっても、それだけで現在住所を確実に特定できるとは限りません。
投稿内容が古い場合や、別人の情報を誤認する場合もあります。
住所や勤務先などの正確な確認が必要な場合は、アプリだけで判断しない方が安全です。
人探しアプリを使うときの注意点
本人の同意なく位置情報を追跡しない
家族や交際相手であっても、本人の同意なく位置情報を追跡することは避けるべきです。
見守り目的で使う場合も、事前に共有設定や目的を確認しておくことが大切です。
SNSで拡散しない
探している人の名前、写真、住所、勤務先などをSNSで拡散するのは危険です。
善意のつもりでも、相手のプライバシーを侵害したり、誤情報が広がったりする可能性があります。
特に、家出、失踪、音信不通のケースでは、相手に事情がある場合もあります。
なりすましや別アカウントで接触しない
相手が見つからないからといって、別人を装って接触したり、別アカウントから繰り返し連絡したりするのは危険です。
相手に不安や恐怖を与える可能性があり、トラブルになることがあります。
緊急時はアプリではなく警察へ相談する
小さな子どもが帰ってこない、家族が突然行方不明になった、自殺や事件の可能性がある、持病があり命に関わるおそれがある場合は、アプリで探すより先に警察へ相談するべきです。
人探しアプリは便利ですが、緊急時の代わりにはなりません。
アプリで見つからないときに探偵へ相談すべきケース
人探しアプリやSNSを使っても見つからない場合、探偵への相談を検討するケースがあります。
たとえば、次のような場合です。
- 音信不通の相手の所在を確認したい
- 昔の友人、恩人、初恋の人を探したい
- マッチングアプリで知り合った相手と連絡が取れない
- 家族や親族の現在の状況を確認したい
- 自力で探したが情報が古く、先に進めない
探偵に相談する場合は、相手の氏名、旧住所、電話番号、メールアドレス、SNSアカウント、写真、勤務先、出身校、共通の知人など、分かる情報を整理しておくと調査の判断がしやすくなります。
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Instagramで人探しをしたい場合は、投稿、タグ、共通の知人から手がかりを探す方法も確認しておくと役立ちます。
まとめ|人探しアプリは補助として使う
人探しアプリは、状況によっては有効な手がかりになります。
iPhoneの「探す」、Googleマップの位置情報共有、Life360などは、本人の同意がある家族や友人の見守りに役立つことがあります。
LINE、Facebook、X、Instagram、mixiなどのSNSは、昔の友人や知人の近況を探すきっかけになる場合があります。
ただし、人探しアプリだけで目的の人を必ず見つけられるわけではありません。
本人の同意なく位置情報を追跡したり、スマホを無断で操作したり、SNSで情報を拡散したりすることは避けるべきです。
緊急性がある場合は警察へ相談し、緊急性は低いものの自力では見つからない場合は、探偵への相談も選択肢になります。
日東探偵社では、人探し・所在確認について、相談目的を確認しながら、法令を守った範囲で対応をご案内しています。
この記事の監修者
株式会社Nitto(日東探偵社)本部
記事の監修担当者:獅子田純華
人探し・所在確認・行方調査の相談実績を重ねてきた調査担当者。
音信不通の相手、昔の友人、恩人、家族の所在確認など、相談目的を確認しながら事実確認を行う日東探偵社の代表。

