埼玉県内公立学校の2017年度のいじめの件数は1万2409件で、前年度から3317件増えて1.4倍になったことが、文部科学省の調査で分かった。県教育局は「いじめへの教員のセンサーが高まった結果」とみるが、いじめが関連する可能性のある自殺者が小中高で計3人いたといい、事態は深刻だ。
いじめの調査対象
調査対象は県内の公立小中高と特別支援学校の計1419校。児童生徒の心身や財産などに重大な被害を与えるなどの「重大事態」は21件あった。ある高校生は同級生から暴力を受け、1万円ほどの金銭を複数回要求された。ある小学生は「キモイ」などと中傷され、30日以上欠席した。いじめが最も多いのは小学校9494件。中学校2750件、高校133件と続く。小中学校は8割以上の学校でいじめがあった。県生徒指導課によると、いじめの81.9%は、保護者の説明や謝罪の場の設定などで「解消した」という。
いじめの内容
いじめの内容は、「冷やかしやからい、悪口など」が最多で計8362件。前年度から約1.5倍に増えた「パソコンや携帯電話などでの誹謗中傷」は429件と比較的好きないが、「ネット上のトラブルは大人の目が届きにくく、把握しきれない可能性がある」という。
いじめや学校生活などの相談
よい子の電話教育相談 | 0120-86-3192 |
保護者用 | 048-556-0874 |
困ったときの相談窓口 – 埼玉県教育委員会のHPはこちら | |
メールでも受け付けており「1人で抱え込まないで」と呼びかけている。 |
いじめ問題や嫌がらせ調査について
嫌がらせ調査、いじめ問題、素行調査などの証拠集めは、埼玉の探偵興信所、日東探偵社にお任せ下さい。
