
「名前がわからない相手を探したいけど、本当に見つかるの?」と不安に思う方も多いはずです。実は、探偵に依頼すれば、学歴、出身地や年齢といった限られた情報からでも人探しが可能なケースは少なくありません。
この記事では、情報が少ない場合でも実際にどのように人探しが行われるのか、探偵が持つ調査技術や必要となる情報、依頼時の注意点まで詳しく解説します。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- 名前を知らない相手の居場所を探したい人
- 人探しの調査料金を知りたい人
- 名前不明での人探し調査で必要な情報を知りたい人
目次
名前がわからない人を探したくてお悩みの方へ
「名前もわからないのに人探しなんてできるのだろうか」と不安に思ってしまいますよね。結論を先に言うと、名前もわからない状態でも人探しはできます。
SNSやマッチングアプリで知り合った人ともう一度会いたい、行きつけのカフェの店員だった人と会いたい、子どものころよく遊んでいた友達と会いたいなど、名前も分からない人を探している人は意外と多いです。
名前が分かれば、検索したり、人に聞いたりといった方法で探すことが考えられますが、名前が分からないとなるとその先の探し方が分からないですよね。現在はSNSなどを駆使すれば、名前が分からなくても探す方法はあります。
ただ、一般の方が探すとなると簡単なことではありません。名前もわからない人探しは、かなり難易度が高いと思っておきましょう。しかし名前以外で探せる情報がありますので、下記にて解説します。
名前以外に重要なのは情報提供!
名前しか分からないと思っていても、実は覚えていることがいくつかあるものです。相手の顔立ちや話し方又は方言、どんな場所で出会ったか、会話の中で聞いたちょっとした情報など、小さな記憶が手がかりになることもあります。名前以外に他にどんな情報があるかを整理しておくと、調査の成功率が高まります。
以下に、名前以外で有力な手がかりとなる情報をまとめました。
人探しの成功率を高めるために押さえておきたい情報として
- 以前働いていた会社や勤務先
- 友達関係
- 外見と身体的特徴
- 最後に会った場所
- よく会っていた場所や時間帯
- 写メや画像
- 最寄り駅
- 学歴(小中高や大学・専門学校)
- 出身地や育った地域
- SNSアカウントやID
- 家族構成
- おおよその住んでいる地域情報
- 年齢
- 生年月日
- 車のナンバー
- 携帯電話番号
このような情報は、探偵が人探しをするときに重視される情報です。特に生年月日が正確にわかれば、本人特定の成功率が大幅に高まります。
記憶をたどって、できる限りの情報を提供しましょう。人探しは情報が重要です。些細なことでも探偵に話しておくとよいでしょう。
名前がわからない人を探す方法とは
名前が分からない相手を探すには、簡単ではありませんが、不可能ではありません。実際に探偵が行う人探しでは、限られた情報からでも聞き込みや現地調査、過去の接点から情報を掘り起こしていきます。
たとえば、「SNSで知り合った相手と連絡が取れなくなった」「行きつけのカフェの店員にもう一度会いたい」など、依頼内容はさまざまです。名前が分からなくても、身長・服装・話し方・行動パターン・知人の情報など、小さな手がかりから調査が進むこともあります。
探偵は、聞き込みを行いながら、得られた情報を元に再調査を重ねていきます。特に、相手と関わりのあった場所や人への聞き込みが重要で、そこから新たな接点が見つかるケースも多いです。
ターゲットの情報が限られている場合でも、探偵事務所に依頼することができます。探偵事務所は、独自に蓄積したデータベースをもとに検索を行います。データベースに情報が載っている場合、その情報をもとに聞き込みや調査や張り込みを行うことができます。
聞き込みや尾行
名前がわからなくても、過去の情報やSNSから人物像を絞り込み、聞き込みや張り込みによって手がかりを積み上げていきます。丁寧な調査で、可能性をひとつずつ探っていく方法です。
SNSやインターネットを使用する
SNSやネット検索を活用した人探しは、名前がわからなくても可能性があります。XやFacebookの投稿、タグ、やり取りから手がかりを得られることも。職業や出会った場所などのキーワードでGoogle検索するのも有効です。思い出せる情報を整理しておくことで、調査の成功率が高まります。
名前もわからない人探しを探偵に依頼するメリット・デメリット

名前もわからない人探しを探偵に依頼するとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。自分で探してみたけれど見つけられなかった人、探偵への依頼を検討している人はぜひ参考にしてください。
探偵に依頼するメリット
探偵に依頼するメリットは2つあります。
- 緊急性がなくても調査してくれる
- 相手に探していることがバレにくい
警察は、緊急性の有無を精査した上で、緊急性がある場合のみ、捜査を開始してくれます。警察に行き、行方不明届を提出しても必ずしもすぐに捜査が開始されるとは限らないのです。探偵に依頼すると、緊急性の有無に関わらず、しっかりとした調査を行ってもらえます。
自分で人探しとしてビラを配ったり、縁がありそうな人に聞き込みをしていると、目立ってしまうでしょう。人探しをしていることが公となってしまいますが、探偵に依頼すると探していることがわかりにくく、相手に調べていることが知られにくくなります。
探偵に依頼するデメリット
探偵に依頼することはメリットだけがあるとは限りません。2つのデメリットも考えられます。一つずつ見ていきましょう。
- 費用がかかる
- 必ず成功するとは限らない
自分で人探しをするなら、費用はほとんどかかりません。しかし探偵へ依頼すると、費用がかかります。探偵へ依頼する費用が高そう・・・。と思う人は多いですが、費用は予算と照らし合わせながら提案してもらえるので、無理のない範囲で利用可能です。
名前もわからない人探しの注意点

名前もわからない状態で人探しをするときには、2つのポイントに注意しましょう。相手に会いたいという気持ちが高ぶり、意外な落とし穴にはまる可能性があります。2つのポイントに注意して、問題が起こらないように予防しましょう。
探偵に依頼すると高い調査費用が必要な場合がある
相手の名前もわからないなど情報が少ない事案は、探偵に依頼する費用が高くなる可能性があります。
- 名前もわからないほど情報が少ない
- 調べるエリアが広すぎる
- 相手が意図的に調査から逃げている
名前がわからない相手の調査は、調査範囲が広がるため費用が高くなりがちです。さらに、相手が意図的に身を隠している場合も難易度が上がり、費用がかさむ傾向があります。ただし、事前に予算を伝えれば、その範囲内で対応してもらうことも可能です。
自分で捜索しているとストーカーと思われることがある
自分で人探しをしていると、ストーカーと間違われてしまう可能性があります。自分のことでビラを配られたり、SNSで調べられたりすると、ストーカーを疑ってしまうものです。悪気はなくても、相手とすれば自分のことを嗅ぎ回っている人という印象になってしまいます。
ストーカーと間違われないためには、探偵へ依頼するのがおすすめです。全く面識のない人が調べているため、目立ちにくく、ストーカーと思われることはないでしょう。
情報不足で調査が困難な場合、調査費用が高額になる可能性がある
人探し調査は探偵事務所や興信所に依頼することが一般的ですが、調査費用がかかることは避けられません。
人探し調査の料金相場
人探し調査の費用相場は、調査内容や依頼先の探偵事務所や興信所によって異なりますが、一般的には以下のようになっています。
・着手金:100,000円~300,000円程度
・成功報酬:150,000円~300,000円程度
・合計費用:10万円~600,000万円程度
ただし、調査内容が複雑で難易度が高い場合や、時間がかかる場合は、費用が高くなる傾向にあります。また、調査期間や調査方法によっても費用が異なるため、依頼前に費用について確認しておくことが重要です。
人探し調査を依頼する場合、費用がかかることは避けられません。費用は、探偵事務所や興信所によって異なりますが、一般的には固定の着手金と成功報酬がかかります。
着手金とは、基本料金のことで、人件費や出張費などの諸経費が含まれます。成功しても失敗しても同額支払わなければならない費用です。
成功報酬とは、人探し調査が成功した場合に追加で支払う費用のことです。報酬は、調査内容や依頼先によって異なり、固定料金やタイムチャージ制である場合もあります。
調査期間が長引けば、費用も自然と高額になります。また、相手の名前が分からない場合などは、調査期間が長くなるために費用も高くなりやすいという点にも注意が必要です。
料金トラブルを避けるためにも、報酬が固定料金かタイムチャージ制かどちらになっているかを事前に確認してから依頼するようにしましょう。
人探し調査の依頼料金が高額になる場合の要因
人探し調査を依頼する際、調査対象者の名前がわかっていても、調査が困難な場合があります。たとえば、調査対象者が逃げている可能性がある場合や、情報が少なく、確実性が低い場合などです。
これらのケースでは、調査に時間がかかり、費用が高額になる場合があります。そのため、事前に調査の予算を明確にすることが重要です。予算内で調査期間を設定してもらえれば、費用を抑えることができます。
例えば、お店で知り合った人にお金を貸して、逃げられてしまった場合などは、相手が意図的に身を隠している可能性が高いため、調査に時間がかかりやすく、費用が高額になる可能性があります。こういった際は、依頼前に予算について相談し、費用面を抑えることが大切です。
信頼できる探偵社を選ぶポイント
人探しを成功させたいとき、探偵事務所や興信所に依頼することで、見つかる可能性がぐっと高まります。実際、プロによる調査の成功率は一般的に70〜80%程度とも言われています。
探偵には公的な個人情報へのアクセス権はありませんが、長年の経験や独自のネットワーク、専門の調査ツールを駆使して、数多くの人探しを成功に導いています。特に人探しに強い探偵社であれば、全国規模での調査にも対応しており、情報が限られている場合でも柔軟に対応してくれることがあります。
ただし、調査の内容や難易度によって結果が左右されるのも事実です。そのため、依頼先を選ぶときは慎重さが求められます。
次の項目では、注意すべき探偵社の特徴についてご紹介します。
成功率100%を謳う人探し調査業者には注意が必要
特に相手の名前もわからない場合は調査が難しく、最後まで見つからないこともあります。このような状況において、「成功率100%」などと謳っている探偵事務所は、実際の成功率とはかけ離れていることが多いのです。
これは、誇大広告や悪徳業者による手法の1つであり、虚偽報告や高額な料金請求につながる可能性があります。また、成功報酬を支払わせるために実際には目的を達成していないケースもあり得ます。
設立から間もない探偵事務所では実績が不十分
設立から間もない探偵事務所でありながら、数百件を超える成功実績を持っていると表記している業者にも注意が必要です。
こうしたトラブルを回避するためには、信頼できる情報源や口コミを参考にし、運営が適切であると判断できる探偵事務所や興信所を選ぶことが大切です。成功率100%を謳う業者には、注意して慎重に取り扱っていくことが望ましいでしょう。
人探し調査において依頼までのスピードが成功率を高める!
人探し調査を成功させる上で、最初の一歩である依頼までのスピードが非常に重要です。特に相手の名前がわからない場合は、調査を始める前から情報の正確性が落ちてしまうため、早急に行動を起こすことが求められます。
なぜ依頼が早い方が良いのかというと、時間が経過すればするほど目的の人の記憶が薄れていくからです。また、引っ越しや転勤などで遠方に行ってしまうと、捜索がますます困難になってしまいます。
例えば、幼少期の友人を捜す場合は、情報が古くなっていくため、初動が早いほど成功率が上がります。このような場合には、探偵事務所や興信所に依頼することが有効です。
迷っている方は、無料相談フォームなどを活用して、まずは問い合わせをして見積もりを取るなどから始めてみることをおすすめします。人探し調査は時間が経つほどに難しくなるため、依頼までのスピードが成功のカギとなることを忘れずに行動してください。
名前もわからない人探しを行なった事例
相談者:30代女性
調査地域:埼玉県
約1年くらい前になるのですが、マッチングアプリを利用して出会った男性がいました。私よりも2つ年上の人です。会ったのは3回くらいしかありません。いつも私の自宅付近のコンビニに迎えに来てくれて食事に行きました。4回目がなかった理由は、突然彼がタップルを退会してしまったからです。会えなくなってから自分で探そうと、会話の中で得た最寄り駅で変装して見つけようとしていたことがあるのですが、仕事も忙しく時間がなくて今に至ります。彼の情報は、教えてくれた名前は偽名だと話していました。ググったら検索で出ちゃうからって笑いながら話していました。なので本名はわかりません。利用する駅から徒歩10分くらいで犬2匹とマンションに住んでいると話していました。依頼可能であれば名前もわからない、分かっているのは曖昧な情報と車のナンバーくらいです。このような状態でも人探しは可能でしょうか?
名前もわからない状態の人探しで分かっていた情報
- ニックネーム
- 年齢(生年月日)
- 当時住んでいた地域
- 車のナンバー
【調査目的】
- あの時嬉しかった気持ちを伝えたい。
- どんな人だったのか知りたい
- 再会して交際を続けたい
調査結果
名前もわからない状態での人探し調査依頼を頂きました。調査費用は、予算内で調査可能です。調べたい方の情報で車のナンバーが特定されていることもあり、当時の情報・資料を基に、データ調査にて検索した結果、本人の名前、住所を検索することに成功して調査は終了した。
人探し調査を終えて
本当に、探偵会社さんは、氏名(名前)が分からないだけの状態で人探しができるんだと思い、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。相手のことがわかっただけで、自分の心に整理がつき清々しい気持ちになりました。最初は名前も分からない状態で人探しは無理だろうなぁという気持ちと探せなかった場合はあきらめる気持ちで依頼しました。気持ちを伝えるために手紙まで渡していただき本当に感謝しています。
よくある質問
名前がわからない人の住所を調べることは可能ですか?
はい。住所を調べることは可能です。名前が分からない状態で住所を特定するには、まずその人物に関する何らかの手がかりをもとに、本人を特定する作業から始まります。たとえば、よく目撃される場所や勤務先、SNSでのやり取り、過去に関わった出来事などが手がかりとなることがあります。名前以外の確実な情報としては、車ナンバー情報や解約された携帯電話番号からも住所が判明できることがあります。
偽名の場合でも探すことはできますか?
偽名を利用していた場合には、探すことはとても難易度が高い調査になりますが、その他の情報があれば本名など割り出すことも可能です。
人探しの期間はどれくらいですか?
人探しの期間については、情報量などで変わりますが、情報量が多く簡易的な調査であれば3日くらいで判明することもあります。また手がかりが少ない場合には90日くらいかかることがあります。
まとめ
名前がわからない相手でも、人探し調査は可能です。本記事では、探偵に依頼する際のポイントや、少ない情報から手がかりを見つける方法を解説しました。SNSのハンドルネームや身体的特徴など、どんな些細な情報も重要です。日東探偵社では、人探しに関する無料相談を受け付けています。早期発見のためにも、まずはお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
株式会社Nitto(日東探偵社)本部
記事の監修担当者:獅子田純華
年間1000件の人捜し成功実績を誇る人捜し調査のスペシャリスト
人探し・行方調査・所在調査などを専門として行う捜索のプロ!探偵興信所・日東探偵社の代表。
復縁についての相談実績多数!
