酒気帯び容疑署員書類送検
北海道警は11日二日酔いの状態で車を運転したとして、砂川署の50代の男性巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検し、発表した。同付で巡査部長を停職3か月の懲戒処分とした。巡査部長は辞職する意向。
管内では6月に、飲酒運転が原因で一家5人が死傷する事故が起きている。道警の白井弘光監察官室長は「官民あげて飲酒運転撲滅に取り組んでいる中、警察職員による酒気帯び運転という重大な事案を発生させたことを深くお詫びする」とのコメントをだした。
道警によると、巡査部長は1日午前9時半ごろ、酒気を帯びた状態で北海道砂川市内の自宅から約1.6キロ離れた砂川署まで車を運転した疑い。
10月31日夜から今月1日午前1時頃まで、同僚6人と砂川市内の居酒屋と自宅で飲酒。1日朝に自家用車で出勤した際、署員に酒のにおいを指摘され、呼気検査をしたところ、基準値を超える1リットルあたり約0.2ミリグラムのアルコールが検出されたという。