別れた不倫相手から、しつこい連絡、待ち伏せ、つきまとい、暴露をほのめかす脅し、嫌がらせを受けているという相談は少なくありません。
不倫関係が終わった後、相手が別れを受け入れられず、感情的になって行動がエスカレートすることがあります。特に、不倫相手が自宅、勤務先、家族構成、連絡先、生活リズムなどを知っている場合、被害が家族や職場にまで及ぶおそれがあります。
不倫関係だったことへの後ろめたさから、「警察に相談しにくい」「家族に知られたくない」「自分にも非があるから我慢するしかない」と考えてしまう人もいます。
しかし、別れた相手からのつきまとい、脅し、執拗な連絡、家族への暴露をほのめかす行為は、放置するとさらに悪化することがあります。
この記事では、別れた不倫相手からストーカー被害や嫌がらせを受けている時の対策、証拠の残し方、警察・弁護士・探偵へ相談するタイミングについて解説します。
目次
こんなお悩みありませんか?
- 不倫関係を終わらせたいのに、相手が別れを受け入れてくれない
- 別れ話のあと、LINEや電話が何度も来るようになった
- 別れた不倫相手から脅しのようなメッセージを受けている
- 自宅や勤務先の周辺で待ち伏せされている気がする
- 家族や配偶者に関係を暴露すると言われている
- 写真やメッセージを使って脅されている
- 別れたのに、まだ交際が続いているように振る舞われる
- 警察に相談したいが、不倫関係を話すことに抵抗がある
- 証拠が少なく、どう相談すればよいか分からない
- 被害を大きくせず、できるだけ冷静に解決したい
このような状況では、相手と直接やり取りを続けるほど、かえって関係がこじれることがあります。
まずは、連絡内容、待ち伏せ、つきまとい、脅し、暴露をほのめかす発言などを記録し、第三者に相談できる状態を作ることが重要です。
家族や配偶者を守るためにも対策が重要
別れた不倫相手とのトラブルで特に注意すべきなのは、被害が本人だけで終わらないことです。
相手が配偶者へ連絡する、勤務先へ電話する、SNSでほのめかす、家族に関係を暴露すると脅すなど、周囲を巻き込む形で嫌がらせに発展することがあります。
相手からの連絡が怖くなり、突然ブロックしたり、音信不通にしたりすると、相手が逆上してさらに執着する場合もあります。
もちろん、危険を感じる相手と無理に会う必要はありません。しかし、連絡を遮断する前に、相手からのメッセージ、通話履歴、脅しの内容、待ち伏せの有無などを残しておくことが大切です。
家族や子どもに被害が及ぶ可能性がある場合は、相手の挑発を軽く考えず、早い段階で警察や専門家へ相談することを検討してください。
不倫相手がストーカー化してしまう理由
不倫相手がストーカー化する背景には、別れへの納得のなさ、執着、怒り、嫉妬、復讐心、孤独感などが絡んでいることがあります。
特に、長期間関係が続いていた場合や、相手が将来を期待していた場合、一方的に関係を終わらせようとすると、相手が受け入れられず、連絡や待ち伏せが増えることがあります。
ただし、どのような事情があっても、つきまとい、脅し、執拗な連絡、家族への暴露を利用した嫌がらせが許されるわけではありません。
相手の気持ちを理解しようとしすぎるよりも、現在起きている行為が危険なものかどうかを冷静に見極めることが必要です。
話し合いをしても納得せず、拒否しても連絡や接触を続ける場合は、ストーカー行為に発展している可能性があります。
別れた不倫相手への対応でやってはいけないこと
不倫相手からのストーカー被害では、対応を間違えると相手を刺激し、被害が大きくなることがあります。
次のような行動は避けてください。
- 感情的に相手を責める
- 証拠を残さずに直接会って話し合う
- 相手の挑発に乗って言い返す
- 家族や職場に知られたくないからと一人で抱え込む
- 相手からの脅しやメッセージを削除する
- 危険を感じているのに警察相談を後回しにする
- 別れさせ工作や相手を陥れる方法に頼る
特に、脅しや暴露をほのめかす連絡は削除せず、スクリーンショットや通話履歴として保存しておきましょう。
自分でどうにかしようと相手と会い続けると、相手に「まだ関係を続けられる」と誤解されることもあります。
警察にストーカー被害を相談しにくい場合
元不倫相手から脅し、つきまとい、嫌がらせを受けている場合、本来は警察への相談を優先すべき場面があります。
しかし、不倫関係だったことを話さなければならない不安や、家族に知られることへの恐れから、警察相談をためらってしまう人もいます。
そのため、被害が続いているにもかかわらず、証拠が残らないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。
警察へ相談するか迷う場合でも、まずは証拠を残してください。LINE、SNS、メール、通話履歴、留守番電話、手紙、待ち伏せの日時、つきまといの状況などは、後から相談する際の重要な材料になります。
危険を感じる場合、脅迫的な内容がある場合、家族や職場に被害が及びそうな場合は、ためらわず警察へ相談してください。
ストーカー規制法とは?
ストーカー規制法は、つきまとい等やストーカー行為を規制し、被害者の身体、自由、名誉、生活の安全と平穏を守ることを目的とした法律です。
ストーカー規制法では、あなたやあなたの身近な人に対して、つきまとい、待ち伏せ、見張り、連続した連絡、名誉を傷つける行為などを繰り返すことが問題になります。
別れた不倫相手であっても、拒否しているのに連絡を続ける、待ち伏せをする、職場や自宅付近をうろつく、家族へ暴露すると脅す、名誉を傷つける内容を送るといった行為は、内容によってはストーカー規制法に関わる可能性があります。
ストーカー規制法の規制対象になる主な行為
- つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、見張り、押しかけ、うろつき
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際などの要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・手紙・メール・SNSのメッセージなど
- 汚物など著しく不快感を与える物の送付
- 名誉を傷つける行為
- 性的羞恥心を害する行為
- GPS機器や紛失防止タグを無断で取り付ける行為
- GPS機器や紛失防止タグを使って位置情報を取得する行為
たとえば、次のような行為は注意が必要です。
- 通勤経路や自宅付近で待ち伏せする
- 拒否しているのに面会や復縁を求める
- 何度も電話やLINEを送ってくる
- 「家族に言う」「職場に話す」などと脅す
- 名誉を傷つける内容をSNSやメールで送る
- わいせつな写真や過去の関係をほのめかす内容を送る
- 車や持ち物にGPS機器や紛失防止タグを取り付ける
ストーカー行為をした者には、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金が科される可能性があります。また、禁止命令等に違反してストーカー行為をした場合は、2年以下の拘禁刑又は200万円以下の罰金が科される可能性があります。
実際にどの行為が該当するかは、行為の内容、回数、証拠、相手との関係によって判断が変わります。自分だけで判断せず、警察や弁護士へ相談することが大切です。
証拠として残しておきたいもの
別れた不倫相手からのストーカー被害では、証拠を残すことが特に重要です。
相手が「そんなつもりはない」「連絡しただけ」と言い逃れする可能性があるため、日時や内容が分かる形で記録を残しておきましょう。
残しておきたい証拠
LINE・メール・SNSのメッセージ
通話履歴・留守番電話
脅しや暴露をほのめかす内容
待ち伏せやつきまといの日時
自宅や勤務先周辺で見かけた記録
手紙や郵送物
写真・動画・防犯カメラ映像
警察・弁護士・探偵へ相談した履歴
証拠は、相手を攻撃するためのものではありません。
何が起きているのか、どれくらい続いているのか、どのような危険があるのかを第三者に説明するための材料です。
探偵を利用するメリット
探偵に相談する目的は、警察の代わりになることではありません。
危険を感じる場合や、脅迫・つきまとい・待ち伏せがある場合は、警察への相談を優先してください。
一方で、証拠が足りない、家族に知られる前に状況を整理したい、相手の行動を確認したい、弁護士へ相談するための資料を整えたいという場合には、探偵による調査が役立つことがあります。
探偵は、相手の行動確認、待ち伏せやつきまといの有無、接触状況、証拠収集、時系列の整理などを行います。
被害者本人が一人で相手を確認しようとすると、接触や口論につながる危険があります。第三者が状況を確認することで、冷静に対応を検討しやすくなります。
警察・弁護士・探偵へ相談するタイミング
次のような状況がある場合は、一人で抱え込まず、早めに相談してください。
- 拒否しているのに連絡が続いている
- 自宅や職場周辺で待ち伏せされている
- 家族や配偶者に暴露すると脅されている
- 写真や過去のメッセージを利用して脅されている
- SNSでほのめかしや中傷を書かれている
- 身の危険を感じる
- 証拠が少なく、どう動けばよいか分からない
緊急性がある場合は110番、今すぐの危険ではないが相談したい場合は最寄りの警察署や警察相談専用電話 #9110 を利用してください。
法的な通知や慰謝料、接近禁止などを考える場合は弁護士へ相談してください。
証拠整理、行動確認、相談資料の作成が必要な場合は、探偵事務所への相談も選択肢になります。
まとめ
別れた不倫相手からのストーカー被害や嫌がらせは、不倫関係だったという事情から誰にも相談できず、被害が長引きやすい問題です。
しかし、しつこい連絡、待ち伏せ、つきまとい、暴露の脅し、家族や職場への嫌がらせは、放置してよい問題ではありません。
まずは、LINE、メール、通話履歴、SNS、手紙、待ち伏せの日時などを残し、証拠として整理してください。
危険を感じる場合は警察へ相談し、法的対応が必要な場合は弁護士へ相談してください。証拠が足りない、相手の行動を確認したい、家族に知られる前に状況を整理したい場合は、探偵事務所への相談も検討できます。
日東探偵社では、別れた不倫相手や元交際相手からのストーカー被害、嫌がらせ、つきまとい、暴露の脅しに関する相談を受けています。相談内容に応じて、証拠収集や状況確認、弁護士・警察へ相談するための資料整理を行います。
この記事の監修者
株式会社Nitto(日東探偵社)本部長
記事の監修担当者:獅子田正秋
嫌がらせ調査、ストーカー被害調査、行動確認、元交際相手・不倫相手とのトラブル相談などを扱う探偵事務所として、相談内容に応じた事実確認と証拠収集を行っている。別れた不倫相手からのつきまとい、暴露の脅し、家族や職場への嫌がらせに関する相談にも対応。

