急に息子や娘の様子、性格が変わってしまった、温厚だったけど切れやすくなった、夫や妻の体臭が臭くなった、何にお金を使っているのか分からないが頻繁にお金を銀行から引き出している、お金を無心してくるなど急な変化はご注意です。
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大麻使用者「興味本位」摘発初の3千人超
警視庁は12日、大麻に絡んで警察が逮捕・書類送検したのは昨年。3008人で初めて3千人を超えたと発表した。好奇心がきっかけで有害性への認識が薄い傾向があるという。昨年10月~11月に全国で大麻所持容疑で逮捕された人のうち、10代~60代の535人(うち女性34人)から得た回答を警察庁がまとめた。大麻を初めて使用した年齢は20代の時が、39.4%、20歳未満が36.4%に上った。きっかけは、全体の6割以上は「人から誘われて」始めていた。
大麻を始めた動機
- 好奇心や興味本位 54.9%
- その場の雰囲気 13.4%
- クラブや音楽イベントなどでの高揚感 6.1%
- 30代、40代では、ストレス発散や現実逃避も多かった
薬物の危険性に対する意識調査では
大麻に対する危険性・有害性の認識は全体で「大いにある」「ある」を合わせて30.8%で、「全くない」「ない」が64.8%に上った。20代は7割以上が「全くない」「ない」だった。覚醒剤には全体で72.7%が危険性を認識しているのと対照的だ。警察庁は「大麻は依存性があり、乱用は危険だと知ってほしい」
大麻常習乱用者の特徴
時たま使用する程度で、これを見破ることは困難です。ただし、大麻には独特の甘いような臭いが、相当長時間衣類などに付着して臭います。(甘い香りと言われますが、一種刺激的な強い臭いで、「クサイ」と感じる人もいます)従って、乱用者達は、この特徴的な臭いを消すために、ファンを回したり、お香を焚いたりします。常習的使用者はカラ咳を頻繁にしますし、目が充血していたりします。金遣いも荒くなりますし、使途など明確な説明が付けられないことも多くなりますので、これらもある種のヒントになります。家庭から頻繁に物が無くなったりする場合、大麻との交換や入手資金として使われていることもあります。
危険信号の症状
1. 忍耐力に乏しく欲求不満に陥りやすい
2. 感情の起伏が激しく、喜怒哀楽の振幅が非常に大きい
3. 頭は常に朦朧状態・・・例えば、昨日何をしたのかも思い出せない状態
4. 鬱状態、自己陶酔、まやかしの行動、病的虚言
5. 学業・就業成績の低劣化、体育活動その他本来求められているもろもろの活動への不参加
6. 交通違反、破壊行為、万引きなど様々な違法行為
一番のめやすは、嘗ての状態と比較し、著しい行動パターンの変化が見られることでしょう。
行動は的外れで、交際関係もガラリと変わり、身なりに無関心となり、まるで人が変わったように見えます。こうした変化は数カ月から一年位の間に徐々に顕れますが、いずれは永久的に大麻乱用者の人格として固定してしまうのです。