テレビで著名人が薬物で逮捕される報道される中、決して対岸の火事ではないのである。一般社会で薬物で悩む親族や友人達が大勢いることも深刻な問題である。どのように覚せい剤を始めたのか?理由や動機は個人差はあるが、一度使用してしまえば、体や精神が壊され普通の生活を失うことになる恐れがある違法薬物。今回は大学生の新入生調査を掲載させて頂きました。関西、関西学院、同志社、立命館の4大学共同の新入生に対する薬物意識調査の今年度の結果がまとまった。著名人や若者の薬物事件が後を絶たない中、「薬物が手に入る」と答える学生は6割に上ったという。
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薬物(覚せい剤、大麻、危険ドラッグ)大学生6割が手に入る(薬物調査)
薬物の入手が難しいかとの質問について、「少々苦労するが、なんとか入る」「簡単に手に入る」の合計は2009年度には、31.6パーセントだったが、2010年度に64.7パーセントに上昇。2016年度では「なんとか」38%、「簡単に」26%で計64%だった。「どのような理由であれ、絶対に使うべきではないし、許されることではない」との回答は9割を超えた。一方、「他人に迷惑をかけないのであれば、使うかどうか個人の自由」という学生は、6%であった。
薬物を目撃したことがあるか?
09年度の3.7%が最も少なく、以降は4~6%で推移している。16年度は、周囲に薬物を所持したり、使用している(していた)人がいるかとも聞き、3%が「いる(いた)」を選んだ。薬物に関する相談窓口を知っているかと質問には6割が知らないと回答した。
依存症とは?
薬物やアルコールの摂取、ギャンブルのように、快感や高揚感が得られる行為を繰り返した結果、その刺激を求める欲求が抑えられなくなる病気。刺激がなくなるとイライラしたり、落ち着きがなくなったりする。厚生労働省の調査では、依存の疑いがある人はギャンブルで536万人、アルコールは109万人と推計されている。 |
意志の弱さではなく「病気」
依存症は、周囲からやめるよう注意され自分でもやめたいと思っているのに、やめれない病気です。本人の意志が弱いとか、道徳心がないからではありません。病気なので、本人の意志ではやめられないのです。最も怖く悲しいのは、人柄や人格がすっかり変わってしまうことです。依存症の背景には、家族との不仲や友人とのもめ事やトラブル、職場での人間関係トラブル、苦しい境遇がかかわっているようです。依存症になる人は、親や友人、他人に頼るなどして、それらをうまく発散することができず、酒や薬物、ギャンブルにのめり込み、心を二つにする人が多いようです。逆にいえば、依存症の根っこは「人に依存できない病気」であるともいえるのです。
どのように薬物離脱をしたら良いか?回復するには?
依存症の治療法はまだ十分に確立していません。一番は、本人に「病気」なんだという自覚を覚えさせることから始まります。違法であり身体にも悪影響があることをしっかり認識してもらう。一時の快楽によって失うものが多いことも気づかせることが必要である。周囲が正論どんな正しい言葉を問いかけても、本人が自覚しなけば仕方ありません。目先の快楽、利益より、将来を見据えたビジョンを持たせなくてはなりません。薬物を使用し続ければ、人体への悪影響、健康を害する、警察に逮捕、信用を失う、犯罪の加担、職を失う、刑務所に入所、最後は精神が壊れて死さえある。負の連鎖から断ち切るには、薬物を一日一日止め続けることしかないのです。
探偵興信所・日東探偵社による薬物離脱の働き
当社では、ご親族(娘・息子)や職場の社長や上司、部下など、身近な人物が、もしかしたら違法な薬物を使用しているのではないか?どこに相談したらよいかわからない、決定的な証拠がほしい、悪友人関係か確かめたい、更生させたいなどの相談が全国より殺到しています。行動調査・素行調査など独自の調査にて、問題解決に励んでいます。我々は対象者が逮捕される前に、更生して普通の生活へと導きたく薬物調査を実施しているのです。決して悪事を暴き逮捕する目的ではありません。身内や家族、友人の中に薬物を使用しているかもしれない、救いたいなどご相談があれば、問い合わせしましょう
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