いじめ問題対策委員会

東京都教育委員会が25日、いじめ問題対策委員会を開き、昨年9月に自殺した都立高校1年生の男子生徒(当時16歳)に対するいじめの有無を調べる調査部会を発足した。生徒の母親は都庁で記者会見し、全容の解明を求めた。

生徒はJR大月駅(山梨県)で特急列車にはねられて亡くなった。母親は会見で、生徒の携帯電話に残されたSNSのやりとりなど「いじめが疑われる記載があった」と説明。将来の夢をしっかりと決めていた子が、なぜしななければならなかったのか。学校で何があったのか教えてほしい」と話した。

母親によると、生徒が通っていた高校は昨年11月に全校生徒1千人を対象にアンケートを実施。「クラスで浮いていた」「いじられキャラのような感じがあった」といった回答が寄せられたという。校長は朝日新聞の取材に対し、「遺族の意思を尊重して調べたが、いじめなどのトラブルは見当たらなかった」と語った。

調査部会には全面的に協力する意向を示した。調査部会は、対策委のメンバーに加え、生徒の母親の意向を踏まえて選ばれた弁護士ら4人の計8人で構成。今後、生徒や教員の聞き込みをする。

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